最近、竹三郎と梅三郎は二人そろって良い幸せに出合うことがありません。そこで竹三郎は、
梅三郎こ偽のお地蔵きまの格好をさせて、お供え物を儲けることを企みます。
何人もの参詣人から沢山のお供え物を騙し取るまでは良かったのですが、うわさを聞き付けて
お参りに来た庄屋きんが、お地蔵さまのおかしな所に気付きます。
それぞれの参詣人が、願い事をその時々にアドリブで演じる点でも面白い狂言です。
この竹三郎・梅三郎の面は、表情が大変よく似ているところから、楽屋では『兄弟面』と呼ばれ、
時には演者が取り違えそうになることもあります。
見所
「またガチャガチャやて−。」
オーホッホッホホホ…『寺ゆずり』でおなじみの「おなあ」さんがこの狂言でも登場します。
ゑんま堂狂言では、このように同じキャラクターが複数の演目に登場する場合がいくつかあります。
誰がどの演目に登場するのか、調べてみるのも楽しいのでは・・・。