少し混んでいましたが、カオサン通りに到着です。隙間なく並んでいる出店、客待ちをしている3輪タクシーのトゥクトゥク、タンクトップ・短パンに身を包む欧米人、活気が溢れています。溢れすぎてこぼれています。ここがバックパッカーの聖地カオサン通りかと妙な感動を覚えます。そんなに長くない通り(300mくらい)なので流してしまうとあっという間に終わってしまうので、ゆっくり出店をチェックします。民芸品、Tシャツ、帽子、キーホルダー、コピーのロレックスなどなど何でも有です。ここでは店員と交渉し、値段を下げさせてから購入するというのが常で、店員の言い値では絶対に購入しないでください。
 早速タナオ通り側から入りカオサン通りの左側を歩いてみます。先ほどからポツポツ雨が降っていたのですが、ちょっと強くなってなってきました。しかし、カオサン通りに傘をさして歩いている人は居ません。50mくらい歩くとSIDE WALK CAFE というOPENレストランがあり、雨よけにカウンターテーブルに座る。写真つきのメニューを見て、とりあえず小腹も空いてきたので何か食べようと、名前はわからないがえび入り焼きそばといったところだろうかこれと生ビールを注文する。
周りを見渡してみるとすべて欧米人。アジアでこんなに欧米人が集まるところは他にない。昨年のインド洋大津波で多数犠牲になったのも納得する。以外と日本人をあまり見かけなかった。するとまもなく生ビールが運ばれてきた。グビっと飲んでみる。「うまい!」暑さで汗だくになっているのと、この異国の雰囲気がうまさに拍車をかけているのか、お酒が苦手な私でもうまく感じる。軽く1杯飲み干したところで、えび入り焼きそばが運ばれてきた。
えび入り焼きそば
脇に添えられているライムを搾り焼きそばにまんべんなくかける。そしてやきそばを口に運ぶ。
「うっうめー」
こんな焼きそばは食べたことがない。タイ料理はこんなにおいしいものばかりなのでしょうか。ダイエット中の私でもこのうまさでは軽くたいらげてしまう。
まだ雨は降ったまま。仕方ないのでもう1杯生ビールを頼んで、雨宿りです。
バンコクは雨季ですが、雨はすぐにやみます。2杯目のビールを飲んだところで雨がやみましたので、再び出陣です。
私でも着れそうな大型のTシャツ、切れ味よさそうなナイフや手裏剣、タイのシンボル、象の形をした置物、エスニックな雰囲気を醸し出すお香、アルファベット順に並べられたコピーCDなど見て回るだけでも面白い。私はとりあえず手土産にお香を購入し、昨日Y様が気に入っていたライオネルリッチーのHELLOが入ったCDを探し1枚購入した。(後に日本に持ち帰って聞いたのだが、音が飛び飛びで後悔することとなる)カオサン通りを嘗め回す様にじっくり見てそろそろ戻ろうとタクシーを拾います。近くのBTSの駅まで行ってもらい、アソークまでそこから歩いてホテルに戻ります。歩き疲れたので初日と同じく足のマッサージをし、これもまた初日と同じく「にわとりのライス」を食べ就寝。。。おやすみなさい。