カフカに関する日本語の書籍を集めています。
ほとんどのカフカ好きの方なら全て御存じと思いますが、
カフカに興味を持ちはじめた方などの参考になればと思い
紹介します。 (販売ではありません)

 

書名・著者・出版社名 等

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説明/感想
01

フランツ・カフカ
マックス・ブロート著
みすず書房
1972年6月発行
当時の定価1,000円

カフカの著作以外で重要な本の一冊?
ずっと探していて最近手に入れた、
ある時ふと思ってGoogleで検索したら
ネット古本屋で発見 早速購入。
(真剣に探せばもっと早く見つかったでしょう)
手に入れた物は初版だったが初版で廃刊になったのか?
みすず書房が重版しないのが不思議
著者の遺族が許可していないのか?

02

フランツ・カフカの生涯
エルンスト・パーヴェル著
伊藤勉訳
世界書院
1998年11月発行
定価6900円

帯より
世界転換期から、一時大戦、ハプスブルク帝国崩壊を
経てチェコ共和国の成立へ。ドイツ民族主義、
チェコ民族主義、反ユダヤ主義、シオニズム等、
様々な時代潮流が激しく渦巻き、衝突した
「論争の町プラハ」に「ドイツ系ユダヤ人作家」
として生きた、カフカの生涯を、広大なパース
ペクティブの下に、豊富なディテールを駆使して
綿密に描く重厚なカフカ評伝の誕生。
  カフカ 実存と人生
つじ ひかる 編訳
辻(しんにゅうに点二つ)
王星(一文字)
白水社
1996年6月発行
(新装復刊)
定価2427円+税

この本は辻氏(しんにゅうは点二つ)によって
選ばれたカフカのアフォリズムや日記等を
辻氏が訳・編集した本のようです。

  回想のなかのカフカ
三十七人の証言
ハンス=ゲルト・コッホ編
吉田仙太郎訳
平凡社
1999年11月発行
定価3800円
帯より
学友、知友、養育係、アナキスト、職場の同僚、
編集者、画家、医学生、ヘブライ語の教師、
最後の伴侶、カフカの姪・・・。
チェコ人の貧しい娘からユダヤの大学者まで、
多才な顔触れがさまざまに追想し、描き出す、
カフカという生き方。
  カフカ最後の手紙
ヨーゼフ・チェルマーク/
マルチン・スヴァトス編
三原弟平訳
白水社
1993年8月発行
定価2100円
帯より
1986年、プラハで、カフカ最晩年の両親宛
書簡類が発見された。
ベルリンでの困窮、父親の影、声を失うことの恐怖、
迫る死。
一級資料にして、カフカ文学そのものもを伝える
比類なきドキュメント。
  現代思想の冒険者たち04
カフカ 身体のトポス
平野 嘉彦 著
講談社
1996年11月発行
定価2600円

帯より
近代の悪夢を予兆する異化と夢幻の作品世界を
記号論の方法で精緻に読み解く

裏表紙より
すぐれて言語的存在である人間だが、それぞれの
生活世界に住みつく仕方は身体をもってするほかない、
人間の言語は身体によって規定されつつ世界=トポス
の・・・・・
ともあれカフカの身体は既に消失し、焼失を望まれた
作品はいま、言語のトポスを交通している。

  詩と批評 ユリイカ
青土社
2001年3月号
特集「新しいカフカ」

特集内容
二人のカフカ 池内紀
カフカを読むキーワード事典 池内紀+若林恵
カフカのパリ日記「図版構成」 池内紀(編・訳)

他特集著者
平野嘉彦 三原弟平 室井光広 西成彦
(サドッホ)後藤浩子+澤野雅樹+矢崎征男
瀬川裕司 新宮一成 田崎英明 穂村弘
左藤亜紀 城殿智行


おいおい追加します、つづく

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