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『少年笹餅』

ゲスト:岩田ユキ監督、金井皆就(かいしゅう)君、湯浅瞬樹(しゅんき)君、関ちぐさちゃん
司会 では、皆さんお待ちかねの「少年笹餅」のゲスト対談に入りたいと思います。まず、監督の岩田ユキさん。それから、
会場の中に先ほど出ていた金井皆就君、湯浅瞬樹君、関ちぐさちゃんがいらっしゃると思いますので、前の方に出てきてください。
それでは、ロドリゲスさん進行をお願いします。
進行/ロドリゲス斉藤(以下、★) はい。では左から、昨年2003年にシナリオ大賞中編の部で大賞を取りました岩田監督です。
岩田ユキ監督(以下、岩田) 岩田です。ありがとうございました。
★岩田監督は本日はこれ以外に、「新ここからの景」と「卵黄のきみ」の作品のエントリーもありました。
ありがとうございました。
岩田 ありがとうございました。
★そして、只今スクリーンを飾っていました3名の方々。
金井皆就君、瞬樹君、ちぐさちゃん、初めて自分の完成した映画を見て、どうでしたか?
湯浅瞬樹くん(以下、湯浅) 思ったより、なんか凄かったです(笑)。
岩田 自分が?
湯浅 そうです。自分が!
★自分が(笑)。僕って、才能あるなって思った?
湯浅 はい(笑)。
会場 (笑)。
★監督、やっぱりこういう風に言い切る位でないと、主役は張れないですよね?
岩田 そうですね(笑)
★皆就君は、自分がこういう大きなスクリーンに映っているのを見てどうでしたか?
金井皆就くん(以下、金井) 恥ずかしかったです。
★ちぐさちゃんはどうでしょうか?
関ちぐさちゃん(以下、関) ちょっと、恥ずかしかったです。
★監督は、この前の作品でも女子中学生を題材にした映画を撮っていますが、本来
こういう学校を舞台にしたシナリオ系が多いんですか?
岩田 えーと。今回の小学生の「少年笹餅」と、前回あれは中学校だったのですが、たまたま学園物が
2本続いて、それ以外は全然ないんですけど。私は、学校がすごく好きでない子供で(苦笑)。
でも、学校を過ぎてもう20年、30年くらい経つと、あの校舎の窓際とか、夕暮れとかが凄く懐かしくなって、
行きたくなってしまうんですよ。校舎ってなんか特別な場所だと思うんですよね。はい。
それで、どうしても撮りたくなってしまうという。
★あー、ついつい。岩田監督はイラストレーターとか色んな経歴があって、そして今、シナリオ・・・
そしてご自分で作品を撮っていますよね。先ほどの「卵黄のきみ」とか、皆さん覚えています?
あの目玉焼きが喋っていて最後”プスッ”と終わって、会場がワァーっと一斉に沸いたという。
あのお人形なんかも全部、監督自身が作って、監督自身が動かしているんですよね?
やっぱり、全てをトータルコーディネートするのは、お好きなんですかね?
岩田 そうですね。この前の中学生もの以前は、ほぼ出る人意外は、全部自分でやっているという感じで、
それが自分で凄い事だと勘違いしていて。
改めて人に動いてもらうという事は凄く難しいというのは、今回もその前も凄く感じましたね。
だから、最初は多分、皆は私が何をやって欲しいか?というのが、凄くわからなかったと思う。
一体、この人は何を言っているのだろう?という感じで。
それをわかってもらう事は、大人も子供も変わらず凄く難しい事です。
★そうですね。今回、オーディションをして選ばれたわけですか?
岩田 はい。
★中でも、サッカーのシーンがいっぱい出てきましたけど、瞬樹君は、大事なサッカーの試合が
あったけれど映画の方を優先してしまったという。やっぱり、今年の夏は映画を撮りたいと思ったわけ?
湯浅 はい。多分、人生で一回しかないと思うんで。
★大丈夫。さっきの自身があれば、これからもっともっと大きな映画俳優になれるかもしれないよ(笑)。
皆就君は、今回やってみて将来は俳優さんになってみたいというお話が聞こえてきてますけど。
金井 全然、そんなこと言ってないです(照笑)。
★ないの?さっきね、スタッフと裏方で話していたら、そういう事を・・・。
岩田 凄く役者っぽいんですよ。撮影を2週間くらいやっていたんですけれども、
もう中盤ぐらいで、「本番ですか?リハですか?」とか言って。
★お、業界用語を使うようになった訳ですね。
岩田 相当、役者っぽかったです(笑)。
★ちぐさちゃんはどう?今後、こういうお話とか、自分達で映画を作ってみたいなとか思いました?
関 うーん。やってみて大変だったんで。あんまり・・・(笑)。
★どの辺が一番大変だったの?
関 やっぱり、泣くシーンとか。初めてだったから大変でした。
★監督、撮影している時に周りにスタッフとか他の生徒さんとか居るわけですよね。
初めて演技するときに、最初は緊張して表情とか演技が固いわけじゃないですか。そういうのを、
和らげるとコツというか、ほぐす為にコミュニケーションを取ったりとかしました?
岩田 それは、もう逆ですね。私が一番緊張していて。多分、子供たちがいるから、ちょっと和らぐという
感じもありまして。ど緊張していましたね(苦笑)。常に。
★監督の方が癒されたと。実際に伊参の方で大賞を取りまして、もう町全体が協力体制を
取っているわけじゃないですか。他の何本か映画を撮られている中で、今回の一番の利点的な物は
何がありましたか?こういう所が他にはない協力体制だなというのは?
岩田 そうですね。どこにいても断わられないというのが・・・。
私のバックには役場が付いているのよみたいな。断られる事がほとんどなく受け入れて頂けたといのが凄く。はい。
★そうですね。それは、素晴らしい事ですよね。今回この作品に、何らかの形で撮影に携わりましたという方
いらっしゃいますか?ちょっと、手を挙げていただけますか。・・・やっぱり、いらっしゃいますよね。
また今年も、この後にシナリオ大賞が発表になりまして、また中之条を中心に映画が撮られるわけだと思うのですけど、
1年をかけて映画を撮っていく形になりますが、そういった方達にメッセージ的なものってありますか?
これは、ちょっと大変なので前もって準備しておいた方がいいですよとか、アドバイス的なものがあれば。
岩田 アドバイス的なもの・・・。そうですね。うーん。とりあえず、チャレンジしてください。
私も、逃げたいことも山ほどあって、半分、逃げたような事もあるんですけども、逃げなくて良かったと
思う事の方が多くて。
★だそうです。この後、大賞の発表がありますが心強い言葉でした。
そして3人の俳優さん達も、今後も中之条でこういう映画が撮られていくと思うので、ぜひまた協力して、
演技を磨いたりとかして・・・頑張ってやっていきましょう。では監督、今後の活動予定とかがあれば?
岩田 はい。この「少年笹餅」は、私は更なる音の編集や曲をつけて、まだ改善するつもりなんですね。
そして、またここで上映出来ればと思っていますので、よろしくお願い致します。ぜひ、見に来てください。
★まだスペシャルバーションの考えがあるようです。以上、監督と出演者の皆さんでした。
皆さん、どうもありがとうございました。
主催:伊参スタジオ映画祭実行委員会/共催:群馬県中之条町、上毛新聞社
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