2005.11.27(sun)
シナリオ大賞2004 中編の部大賞「柳は緑 花は紅」上映後、ゲストトークより



「柳は緑 花は紅」の対談を行いたいと思います。宮本 亮監督、安土美香役の藤真美穂さん、
そして大橋成子役の戸村麻衣子さんです。では、監督から自己紹介と一言ずつお願いします。



監督をした宮本と言います。どうも、今日はありがとうございました。



安土美香役をやりました藤真美穂です。今日は、すごい沢山の人に来て頂いて大変光栄です。
昨日もここで喋らせて頂いたのですけど、昨日の倍以上の方が来て下さっていて、とても嬉しいです。
どうもありがとうございます。



大橋成子役をやらせて頂きました戸村麻衣子です。
こういう風に壇上に上がるのは初めてなので、ちょっと緊張しております。どうもありがとうございます。



早速ですが、監督。この映画が昨年受賞してから1年経ってようやく上映となったわけですが、
そこに到るまでの何か苦労話とかありましたらお願いします。




そうですね。とりあえずスタッフ集めが一番苦労しましたね。
シナリオ大賞を取る前に、何かアンケートみたいなメールが来たのですけども、
その中に”スタッフを集める力があるのか?”みたいな内容がありまして、
これを「ない」と答えたら大賞を取れないんだろうなあと思って一応「ある」と書いたんですけど、
実はなくて(苦笑)。それはすごい苦労しました。


では、どのように女優さん達を集めたりとかしたのですか?


知り合いの人に頼んでいろいろ紹介してもらったりとか、事務所の方に送ったりとか、そういう感じで。


そうですか。ロケは大体、中之条で行ったのですか?


はい、そうですね。


では、その時のロケ中の話とかをお聞かせいただければと・・・。



ほとんど家の中だったので、結構、楽な感じでしたね。
隣の古い校舎の方に泊まって、ずっとやっていたので、場所移動とかも
すぐ済む感じでしたので。・・・寒さくらいですね。困ったのは。


撮影は、季節的にはいつぐらいに集中していたのですか?


3月の末です。


そうですか。


はい・・。


・・・寡黙な(笑)。
去年の受賞の時も、「大丈夫かな」という感じの・・・(笑)。




(笑)。
・・・そのまんまです。


はい、でも無事に撮影を終えられて(笑)。
藤真さんは、撮影どうでしたか?




私は、中之条には撮影で来なかったのですけど、すごく粘る方だなと。監督が。
自分の納得いく所に行くまでokが出ない感じで。割と、しごかれる事があまりないので、
ちょっとしごかれた気分で楽しかったですけど(笑)。


そうですか(笑)。


戸村さんは、どうですか?



そうですね。私は、ここの校舎に1週間ぐらい泊まらせて頂いて、ずっと撮影していたんですけど。
本当に雰囲気が良くて、楽しくて。
それとここの中之条の方達がすごい協力的で、お世話になって。
すごい楽しくて、帰った時に母親から「すっごい楽しかったでしょう」と聞かれて「うん!!!」と、答えたぐらい
・・・それぐらい私は思い出に残ったロケだったのですけど。
ちょっとスギ花粉が3月の終わりで、すごくて。助監督が鼻水たらしながらやっていましたね(笑)。


監督は、どうでしたか?ここでの合宿生活は?


僕は、監督だったので、あんまり覚えてないんですよね(笑)。
いっぱい考える事があって。
「楽しかった」って、皆、言ってくれたのが良かったなあという感じですね。



監督は、普段は喋るんですか?


しゃべ・・・らないんじゃないでしょうか(笑)


たまに、ちゃんと生きてるかなあ?と思ってメールして(笑)。
返事が返って来ると「あ、生きてた。良かった。」と、そういう感じです(笑)。


では、どうやってスタッフの方とコミュニケーションを取っていたんでしょうか?



大丈夫ですよ(笑)。それは、しゃべってますよ。そこは。


そうですね(笑)。何か、中之条で撮っていて面白いエピソードとかはありましたか?


あぁ・・・・・・・・。面白いエピソードは・・・、難しいですね。
嫌な事とかは多々あったんですけど〜、言わない方がいいですねぇ(笑)。


初の上映になる訳ですけれども、この作品を今後、またどこか広めていきたいとか予定は?


手段があれば、いろいろやって行きたいなと思います。そういう事をあまりよく知らないので
聞いていこうと思っています。


監督は、この作品が初めの作品ですか?監督・撮影というのも?


はい。そうです。こういうちゃんとスタッフとかをいっぱい集めてやったのは初めてですね。
あとは、自主映画とかでちょこちょこっと友達と2〜3人で撮るというのはやっていましたけど。


今日もシナリオ大賞を取られた方がいまして、これからその方達がまた撮影に入るわけですけど、
何かその方達に向けてアドバイス等はありますか?



「現場は楽しくしてください。」ということですね。
あまり、ギスギスした現場にはしないようにと(笑)。


そんなに辛い事ばかりでしたか(笑)。楽しい事もありましたよね?


(笑)。まぁまぁ。


こういういい撮影場所があったよとか、中之条でここは絶好のポイントだとか言うような所は、
ありましたか?


それは、結構ありましたね。半日ぐらいグルグルグルグル歩いて回った日があったんですけど
その時にいっぱい見つけたんですけど、シナリオが家の中ばっかりだったので、全然
使えずにという感じです。


そうですか。藤真さんは、全くここには来なくて別の場所で撮影されていたのですが・・・、
何か、ここの場面が好きだったとかこの映画を見ていてありますか?



2人の子供が本当にかわいくてですね。私の子供役だった、小さい女の子なんですけど、
私のシーンで申し訳ないのですけど、〜ゴロンって寝っころがっていて、ピンポンと来て
私がちょっと席を外すシーンで、帰って来て、その後、机の下を潜って這っていくシーン〜があるんですけど。
そこはあまり映っていないんですけども、「どこ行くのー」と言って、ガタガタガタと行くんですけど、
その時に頭をゴツンとぶつけちゃったんですけども、okが出るまで、一生懸命泣かないで我慢して、
okが出たら「ふにゃぁ〜」と泣きはじめて、その小さい子のプロ根性に本当に感動しましたよね。



そうですね。あの時、結構、大きい音でぶつかったんですよね・・・。



はい。


子役の子達は、プロダクションに入ってる子ですか?


はい、そうですね。


戸村さんは、お子様達と関わっているシーンがほとんどですけど・・・。


そうですね。私の設定は、12歳の子供を持っているお母さんの役だったんですけど、「まだ12歳の子は持たないだろう」
と思っていたら、お母さんが同い年だったんですよ(笑)。ちょっとビックリしてしまったのですけど。
本当に子役をの主役をやっていた朝倉翔太君とか、皆がいい子で、それも現場の助けになっていたのではないかと
本当に思います。


監督、この映画はこういう思いで作ったんだ!というか、こういう所を今後又、
見て頂く場合に見て頂きたいとかいう所はありますか?



そうですね・・・。そういうのが難しいですよね・・・(苦笑)。
素直な気持ちで見てもらえればと。はい、すみません。


はい。では、最後に一言ずつ伊参に来て頂いた皆さんへメッセージ等あればお願いします。



今日は、どうもありがとうございました。寒いかとは思いますが、まだこれから短編の方も
やるみたいですので、そっちの方も楽しんでください。


すごく寒いと思うんですけども、小さい子からご年配の方まで来て頂いて、地元に凄く密着しているなあっていうのが
改めて感じているのですけども、そうやって”足を運ぶ”という事が、すごく大事だと思うので、ここで見た作品を
忘れないで、監督の顔も忘れないで、いつかビッグになった時に「ああ、この人の処女作を見たわねぇ」って、
語れるような感じで今日は帰って頂ければと思います。これからまだ楽しんでください。ありがとうございました。



私が去年、初めてここに来させていただいて、スタッフの方達とかも、あったかく接して下さるというのが本当に嬉しくて。
絶対今度はやる方で来たいなと思って、それが1年で叶ったというのがすごい嬉しかったのですけど、
それで、こんなに多くの方に見て頂けて、本当に嬉しく思いますし、またここから、ちょっと有名な作品とか、
どんどん色んな人達が出てくると凄くいいなと思っておりますので、これからも続けて行って頂いて、皆さんも是非
バックアップの程をよろしくお願いしたいと思います。どうも本当にありがとうございました。



はい。皆さん、今日は本当にどうもありがとうございました。



※写真撮影:斉藤(映画祭スタッフ)




 
主催:伊参スタジオ映画祭実行委員会/共催:群馬県中之条町、上毛新聞社  

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