| 2005.11.26(sat) 「油断大敵」上映後、ゲストトークより |
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皆さん、いかがでしたでしょうか?それでは、お待ちかねのゲスト対談を始めたいと思います。
ゲストの皆さんを拍手でお迎えください。では、ご紹介をさせて頂きます。
皆様の左から、成島 出監督です。次にいらっしゃいますのが主人公の娘役・関川美咲役を演じた前田綾花さんです。
それから「油断大敵」の原作で「捕まえるやつ逃げるやつ」著者の飯塚 訓(さとし)さんです。
一番右側にいらっしゃるのが、役所広司さん演じる関川 仁刑事のモデルの関口 敏(とし)さんです。
それでは早速ですが、成島監督の方から一言ずつご挨拶を頂いて、対談に入らせて頂きたいと思います。
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監督の成島です。今日は、どうもご覧頂きありがとうございました。伊参スタジオは、「月とキャベツ」を撮った篠原が
友達だもんで、後、プロデューサーの松岡と。その時に遊びに来た以来で、ここで上映出来て皆さんに見て頂いて
とても嬉しく思っています。どうもありがとうございました。
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美咲役をやりました前田綾花です。よろしくお願いします。
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今日はありがとうございます。今、私は富士見村に住んでおります。
中之条とも非常に縁の深い地域なので、今日は楽しみにして参りました。どうもありがとうございます。
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藤岡市助役の関口でございます。モデルということで、監督さんにいい映画を作ってもらったなという風に
思っております。又、中之条に素晴らしいスタジオがあるので、羨ましく思っております。以上です。
ありがとうございました。
この映画は群馬県オールロケという事ですけれども、撮影現場での思い出に残るエピソード等が
あればご紹介ください。
映画を見てもらうと分かるように、群馬の風景に拘って撮ったものですから・・・。
ただオールロケと言いましても、そんなに予算があるわけではなかったので日数がなくて。「眠る男」のように
曇りだから今日は撮影中止というわけには行かなかったので、伊香保の山とか、その辺を狙いたいという時に
晴れてなければ困るなという、この日しかないという撮影だったのですが、群馬のお天気の神様が、
全部晴れにして下さって、見て頂いたように素晴らしい群馬の山々が撮れたので、その辺は付いていたな
という思い出があります。
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皆さん、通った事があるなあという所があったかと思いますが、前田さんは、
今日初めて群馬にいらっしゃったのですか?
今日が初めてではないのですが、公開の時に、何度か群馬を訪れているのですが、
撮影では来ていなくて・・・。
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今日は、伊参に来た印象はどうでしたか?
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さっき控え室にお饅頭がおいてあって、それが、すごい美味しかったです(笑)。
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そうですか(笑)。寒くないですか?大丈夫ですか?
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大丈夫です(笑)。
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飯塚さんは、この映画の中で、好きなシーンとかありますか?
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私は、群馬生まれの群馬育ちだから、もう最初の音楽と同時に出た群馬の山々。これ全部好きですね。
あと色々のロケのそれぞれの場所、みんな知っている所でしょう。安中のダルマ工場にしても、富岡の所にしても。
あと、ここの河原ね。今日、監督が電車に乗って来た時に、最後のラストシーンの所は、電車の中から見えたと言ってまして。
又、お雛粥をやったシーンだとかですね。とにかく群馬の自然がアチコチにあったというのが私は非常に大好きです。
音楽によく合っていました。
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ありがとうございます。関口さんは印象に残る事とかありましたか?
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私は、前田綾花という素晴らしい女優さんが娘役をやってくれたという事と、実際にネコちゃんという
柄本明さんが泥棒役をやったわけでございますけれども、監督さんが本当に素晴らしい泥棒役の柄本さんを
選んでくれたなあと思いまして。実際のネコちゃんも柄本さんそっくりでございます。
柄本さんに、本当の泥棒をやらせたら素晴らしい泥棒になるんじゃないかなと感じて(笑)。
監督さんの眼力と言いますか、いい役者さんを選んで頂いたなと思います。
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実際にネコさんとのお付き合いがあったわけですが、その後の交流とかでお話等があれば
お聞かせ頂きたいのですが。
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実際に、ネコちゃんとお付き合いしまして、ネコちゃんは天涯孤独で身寄りも何もなくて、
前橋刑務所を出所した後、私がネコちゃんの身元引き受け人になっておりまして、
その後、ネコちゃんは東京に行って本人は非常に理髪の腕がようございまして、
東京の今流行りの1300円だとか1000円だとかいうチェーン店の理髪店に勤めていたのですが、
なかなか体が持たないという事で、山手線を一回りすると1万2〜3千円になるんだよと(苦笑)
内容はあんまり言わないんですけども、そんな仕事をして・・・。
皆さん、泥棒というと何だか目つきが悪くて嫌だなと感じると思いますが、ネコちゃんそのものは非常にオシャレな
泥棒でして、肌着から着ている物まで全部ブランド品を身にまとってる素晴らしい相棒だったわけですけれども。
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ネコさんの最近の事を、お聞かせいただいてもいいですか?
この相棒のネコちゃんもですね。今年の4月2日に自転車で転倒しまして、そのまま天国に逝ってしまった
という・・・相棒がいなくなってしまって寂しいのですけど、今は、もう、この世にはおりません。
非常に残念なんですけれども、本人は、前科いっぱい背負ってまして。
60数年生きたんですけど、その半分は刑務所を出たり入ったりということで、私も刑事を30年やっておりましたけど、
ネコちゃんも30年泥棒をやっておりました。
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ご冥福をお祈りしたいと思います。監督、今まではずっと脚本を書いていらっしゃったということで、
この映画で初めて監督をされたという事ですが、何かきっかけになった事があるのですか?
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はい。それは本当に偶然だったのですけど、脚本をやっている時に群馬で割と大きな事件が起きて、
皆さん、ご存知の連合赤軍事件と、御巣鷹山の事件をたまたま脚本の仕事で、それは両方とも映画には
ならなかったんですけど、それを10年近くやっていたんですね。
先生の「墜落遺体―御巣鷹山の日航機123便」というのも、そこの資料で読んでいたりしたのですけど、
それで、偶然プロデューサーが面白い本があるよと言われて読んで「あ、これだ!」という。
それと群馬にも何度かシナリオハンティングで来ていたものですから、この風土が好きで。
こういう人情ドラマというか、まず、刑事と泥棒の立場が逆だという、泥棒が刑事に教える
というのが凄く気に入って、これを名優2人でやれば面白くなるなあと非常に思ったものですから。
これを是非デビュー作にしたいという事で、撮ったのが最初です。
群馬って、この前も全国ニュースか何かでやっていたのですけれど、移住したいところ・・・。
1位が沖縄とか北海道とか静岡とか気候のいいとこ、住みやすい所で、何故かベスト5・・・。
5本の指に群馬だけが入っているんですよ。別に全然温かくないし、からっ風の所だし。
何故かというと、他のところは、気候がいいからとか美味しいものがあるからなんだけど、
群馬だけは人がいいから・流れ者というか他所から入ってきても、すごく温かく受け入れてくれる
土地柄だからという理由で1県だけ入っていたんですね。
それを見たときに「ああ、その通り!その通り!」と思って。だから、この群馬という場所で群馬の原作者、
群馬のモデルでデビュー出来た事が、本当に幸運だったという風に思っています。
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そうですか。とても群馬を褒めて頂いて嬉しいですね。
前田さんはオーディションでこの役に選ばれたそうですが、決め手は何かあったんですか?
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今日は、こんなオシャレな格好してますけど、オーディションに来た時は、黄色いTシャツ1枚でジーパンで。
本当に田舎の少女みたいなダサい格好をしてて。他の子達はオシャレな格好で来ているのに、
彼女は本当にスッピンで「やる気あるのか?」という感じで来ていたんですね。
それで非常に気に入って。みんな、プロデューサーとかもノーマークだったんですけど、「残してくれ。」と言って。
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じゃあ、今の前田さんだと受からなかったと?
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そうですね(笑)。

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前田さん、その時は、なぜTシャツ1枚・ノーメイクで行ったんですか?
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オーディションには大体スッピンで行くので。
今日は、お仕事っていう事で・・・。人前に出るので(笑)。
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では、オーディションの時には、いつもスッピンで行くんですか?
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そうですね。じゃないと分からないですよね?
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分からない。分からない。だから「それは絶対正しいよ」と、僕もその後話したんですけど。
やっぱり女優さん、みんなキレイなんだよね。お化粧とかされちゃうと選びようがないんですよね。
確かに浮いてましたね(笑)。
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うん。でも、みんなお化粧して。18歳の田舎のぬか味噌かき回す女の子の役なのに
「事務所は、どう言っているんだろう?」という感じの子がいっぱい来ていました。
そんな中で彼女は逆にスッピンで飾りっ気ない・・・もう普段、部屋にいるような、朝起きたて
そのまま来たような感じで来て頂いたので、それが決め手でした。
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それは、前田さんを褒めて頂いてるんですよね(笑)。
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(笑)。・・・ですよね?
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褒めてる。褒めてる(笑)。
あと、今日の映画で最後に「お父さん、ありがとう」というセリフがあったんですけど、
彼女の声がすごく好きだったので、この映画に合うなあということで。
その後、本読みとかしてもらって、群馬弁のセリフをまだ本格的に練習する前だったんですけれども。
その辺のお父さんに対する・・・。芝居は、最初そんなに上手ではなかったですけど、その地の感じが
とてもよかったので、この映画を是非彼女にやって欲しいという思いがありました。
役所さんとの絡みで思い出に残るシーンとかありますか?
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撮影してたのが3年前なんですけど、ぬか漬けを実際に自分で家で作ったのを持っていって、
それを、お芝居で役所さんに食べて頂いていたのですけど、それが撮影の前の日に作ったのが、
たまたま不味いのが出来ちゃって、でもそれを持っていくしかなくて。
劇中で食べられているやつが物凄い不味いやつで。でもずっとテスト中とかも、不味いのを食べて
頂いて、優しい人だなと思いました。
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今でも、ずっとぬか床を作っているんですか?
今は、あれから2〜3回引越をして、現場にも地方ロケでずっと行ったりするので、
おばあちゃんに預けたままです。
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その時にも、方言で「かんます」とか言ってましたけど、群馬の方言で印象に残っているものはありますか?
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今日こっちに着いて、関口さんとか飯塚さんが話されているのを聞いて「ああ、懐かしいなあ」と思って。
私は、そんなに方言で苦労したのはなかったのですけど、群馬の友達とかが見ても、
ちゃんと群馬弁になっているというのを言ってくれたので。
そうですね、自然に、自分には入っていたのだと思います。
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そんなにコテコテな方言はなかったですものね?
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そうですね。一応、若い子だからというので、軽い方言しか喋らないと、方言指導の方に教えて頂いたので。
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はい、わかりました。ありがとうございます。
飯塚さんは、今後「油断大敵」から繋がるような本を書かれる予定とかありますか?
今後の構想みたいなものは・・・。
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監督も群馬県を非常に気に入って頂けたし・・・。私は、警察官を36年間やってましてですね、そして
その間、色んな名刑事達に会ったり、または、さっき言われたようにああいった一流の泥棒というのも
数多く見てきました。そういう中で人間というのは、相性というものがあると。
捕まる方と捕まえる方にも相性がある。そんな中で色んな出会いがあって、絆も出来てくる。
今は、だんだん絆が薄くなってきて、毎日嫌な事件が起きている時代ですから、こういう人と人との絆を大切にする。
そういう、たとえ刑事と泥棒の間でも、そういう温かい絆があると、こういう所にもまだ絆が残っているという事が
この映画の一つのテーマでもあるんですよね。失われかけてきたものが、泥棒と刑事の間にも残っている・・・。
そういうのを大事にしなくちゃいけないという・・・。
私も、そういう読後感のいい、また映画を見た後気持ちいい!という本を、また監督が映画化してもらいたい
という気持ちがおきるような物を続けて書きたいなと思って、今、交渉中でもあります。
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監督はどうですか?
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はい。ぜひ、それはやりたいですよね。
今日、ご覧になって頂いて分かるように、この映画は誰か死んでしまうわけではなくて
でも、最近今おっしゃったように毎日嫌な事件があったりとか、映画でも白血病になって初めて愛に気付くとか、
そういう事をやらないと人間関係が出来ないの?ということばかりなので、ここの群馬の人柄でこそ出来るもの、
逆にそういう事が、絶対、世界中に通用する事になるんだと思って、是非それはやりたいなあと思っています。
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先ほど控え室でお話を聞きましたが、この間ソウルに行かれてこの映画がご好評だったと・・・。
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はい。そうなんですよ。丁度先週ソウルの映画祭がありまして。この映画は、あまり海外映画祭は
行けなかったんですけど、初めて海外映画祭に行きまして。
東京だと、この映画はお年を召したお客さんが多かったんですけど、
すごく若い子達が、前田綾花ちゃんぐらいの子達が沢山見に来てくれまして
大笑いして、ボロボロ泣いてくれたりして。
群馬のこの土地柄が、韓国の若い子達に、特に親子の話だとか大受けに受けてまして、
こんな風にちゃんと海を越えて伝わるんだなと思いまして。
向こうもぬか漬けではないですけど、キムチをお嫁さんに出すときに、自分のお母さんの味を持って必ず
お嫁に行くという風習があるので、逆に日本でもああいう風に今でも漬ける風習があるんですねって
言われたりして、そういう話をして。本当に伝わる物だなあと、思って凄く嬉しかったですね。
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ありがとうございます。
前田さんは、今後の新しい活動等の予定はございますか?
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今、『カスタムメイド 10.30』という映画が公開中で、後は来年2月ぐらいから多分5本ぐらい
公開になると思います。今年が、結構いっぱい作品に参加させていただいたので、
来年は見れる機会が増えると思います。
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はい、楽しみですね!では、関口さんは?
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私は、今は藤岡の助役をしておりますけど、前は群馬県警にお世話になっておりまして、その当時
私が高崎の捜査一課、それからその時に隣にいらっしゃる飯塚先生が刑事官で、私は部下として仕えました。
その当時に私は、ネコちゃんとはよく付き合ったのですけれども、その当時の刑事の仲間、また今日、会場にも
現職の人・昔一緒に仕事をした人も見えていますけれども、人の出会いと言いますか、この映画を通じて、
素晴らしい監督さん、それから前田綾花さんという女優さん、そういう人達と、監督さんに付いていた
スタッフの方と出会いまして、人生いろいろ勉強かなという風に思っています。
また続編をぜひ飯塚さん、監督さんに群馬を舞台とした素晴らしい映画を作って欲しいなと思っている
ところであります。
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監督は、メッセージ等ありますか?
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本当に来るたびに群馬は第2の故郷のような感じがします。僕も生まれは山梨県で山の中で育ったのですが、
ただ僕の田舎はもう少し閉鎖的なんですね。人に対して・・・京都のような。
だから本当に群馬の人の受け入れてくれる感じとか、ここ伊参へ最初、篠原組でやってる時に、
遊びに来た時も、ここで皆で仲良く合宿している感じだとか、「油断大敵」の時も群馬でロケをさせて頂いて
すごく良くしてもらったし、本当に映画を撮りやすい。ここのスタジオもそうですし、本数が凄くいっぱいありますよね。
東京からの距離も丁度いいという事もあると思いますけど、自然と、それとやっぱり人だと思いますね。
人柄で、群馬また行きたいねというのが思わせる・・・。だから、この伊参が、ずーっと・・・。
今回、5回目ですけど、これが10回・20回と、どんどん盛んになって頂いて
お婆ちゃんからお孫さんまで手を引き連れて、泣いて笑って楽しんでもらえる映画を僕たちも作り続けて
行きたいなと思います。
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今回、この映画祭には若手の映画監督とか、これから映画を作るぞという方々が
沢山来ているのですけれども、そういう方々に向けて映画を作る際のアドバイス等も
お願いできますか?
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さっき韓国のお話もしましたけど、お客さんが、日本映画をそんなに本数やってなくて
新作ということもあったと思うんですけど、物凄い集中力で観てくれるんですよね。
僕もこれは1本目ですが、映画っていうのは、お客さんと一緒に、お客さんに見てもらって完成する
というのがあって、客さんに育てていただくという。
僕も公開した時には、劇場の後ろで隠れて見たりしていたのですが、
そこで、泣いてくれたり、笑ってくれたり、その背中を見ながら、ここで笑ってもらおうと思ったところで、
シーンとするとこれはダメだなと思ったり。お客さんに教えてもらうというのが、凄く多いです。
なので、若い人達がここに来て自分のデビュー作を上映して、皆さんも見てあげてその作家を皆さんが
育ててあげるというのは非常にいい事だと思います。
特に東京のどっかの会館ではなくて、こういう伊参スタジオという所で、地元の感覚で。
別に難しく映画を見る必要は全然ないと思うので、感じたままに笑って泣いて文句言いたければ、文句言って
そういう映画祭が健全でいいなと思います。
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はい。とても参考になるお話をありがとうございます。
前田さんは、この後急ぎで帰らなければならないので、わざわざこの為に来て頂いたような感じなの
ですが、最後にメッセージがあればお願いできますか?
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メッセージというか、今、見ていただいた映画が、きっと心温まるものだったと思うので、
そういう気持ちを大事に、ちょっと優しく生きて頂けたら嬉しいです。
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ありがとうございます。では、飯塚さんお願いします。
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とにかく”伊参スタジオ”というのが素晴らしくて、それに感動しました。
群馬県に、こういう文化が根付いている。もう集団で作る文化というのは映画っきり残っていない
という所で、中之条の伊参スタジオというのは、凄いですね。これ群馬の大事な宝だなと思うし、
こういう所で監督さんにも又、ぜひ群馬を舞台にして映画を作っていただきたいなと言う事で、
今日は皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
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ありがとうございます。では、関口さん。
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私もここに来るのが初めてでございまして、(伊参=いさま)というのが読めなくて、(いさん!いさん!)という風に
読んでいました。何で”いさま”と言うんだろう?と飯塚さんと2人で話しながら来たのですが、
こんな山の中にこんな素晴らしい所があるんだ!と非常に感激しております。
また今日は、会場にこんなにいっぱいお客さんが来て頂いてありがとうございます。
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ありがとうございます。この後、会場の皆様・・・サインを欲しいという方は、少しお時間がありますので、
どうぞ前の方で並んで頂ければと思います。皆さん、今日はありがとうございました。
※写真撮影:斉藤(映画祭スタッフ)

主催:伊参スタジオ映画祭実行委員会/共催:群馬県中之条町、上毛新聞社
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