第8回 伊参スタジオ映画祭 フォトレポート 
 映画祭1日目 


  

写真撮影:石田貞之&田中 博&小池修司(映画祭スタッフ)+Special Thanks木暮浩志さん

2008年11月22日(土)

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9:30 開場





 

★入口にある木製のタイムテーブルと
入場時にお渡しした木札は
映画祭スタッフの手作りです。

2008年11月22日
木札デザイン
Asuka.S
(映画祭スタッフ)

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●10:00 開演

伊参スタジオ映画祭実行委員長
小野昌子 挨拶

皆さま、おはようございます。

第8回伊参スタジオ映画祭にお越しくださいまして、本当にありがとう
ございます。今年で、第8回を迎えられることが出来ましたのも、
ひとえにご来場下さいます皆さまのお陰と心より感謝申し上げます。

本日の上映は、恒例となっております「月とキャベツ」に続きまして、
篠原哲雄監督 初時代劇作品である「山桜」の上映、また、篠原監督と共々、
本日、ゲストでお越しくださっております大林宣彦監督の
「転校生 さよならあなた」と、大変豪華なラインナップでお送りする
予定でおりますのでお楽しみ下さい。

また、座席の椅子が堅くて申し訳ございませんが、どうぞ皆さま
最後までごゆっくり伊参スタジオ映画祭をお楽しみ下さい。
私たちスタッフも不手際なところが多々あるかと思いますが、
ご来場くださいました皆さまに十分楽しんでいただけますように、
今日明日と2日間一生懸命務めさせて頂きますので、
よろしくお願い申し上げます。
甚だ、言葉整いませんが挨拶と代えさせて頂きます。
ありがとうございました。

    

10:10〜 毎年恒例となりました篠原哲雄監督作「月とキャベツ」の上映

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●11:50〜 お昼休み

 

校庭の軽食(けんちんうどん・牛丼・おやき)販売コーナーは、大賑わい。青空の下でゆったりとした時間が流れています。

      

校舎1F教室の伊参スタジオライブラリーでは、中之条町で撮影されたドキュメンタリー作品(日本映画学校制作)を無料上映しました。

  

「月とキャベツ」にちなみ校庭で育てられたキャベツの収穫体験も行ないました。

   

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12:50〜 篠原哲雄監督作「山桜」上映終了後、ゲスト対談を行ないました。

ゲストご来場
篠原哲雄さん(監督)


(写真左)司会:高木 衛(映画祭スタッフ)

(篠原監督)
篠原です。こんにちは。
今日は、見て頂きましてありがとうございます。

(司会:高木)
「山桜」ということで、桜のことを伺いたいのですが・・

(篠原監督)
山形に庄内映画村ってところがあってですね。そこのかたの伝手で
山桜を撮ってる専門のカメラマンのかたがいて、そのかたにうちの制作が相談していくつかピックアップしてもらったんですね。
山形は、冬に雪が降ってしまうので、一昨年の11月位までに、
目星を2つ決めておいて、最終的に雪解けした後にロケハンをして
ここに決めたという。

(司会:高木)
あまりにもはまっていた山桜だったので、そうとう探されたのか
この桜ありきで撮影されたのかと思いまして・・

(篠原監督)
ある意味あの桜の木はステキだなと思いました。
ネタをあかせば、カメラ位置のところに、ガードレールがあるので、
そこだけは木の葉で隠しまして(苦笑)。
あとは、桜の満開の時期がものすごく短いので、スケジュールがなくて、昨年の5月7日の1日勝負でして。この日に雨降ったらどうしようとハラハラしながら撮っていたのですがー。前夜に大雨が降ってしまって。スタッフがシートをかけておいてくれたお陰で、地面が濡れずに。
でも、風が強くて桜がどんどん散っていったり・・。
それまで霧だったのですが、東山さんが来たら急に晴れて無事撮れたという・・・。あと、セットで使用している小道具の桜も全て本物です。
5月12日〜たぶん27日位までで、美術部がスゴイのが、どこどこの山桜がいつ咲くというのをすべてリサーチして、枝をもらって冷凍保存して撮影当日に出すという努力をスタッフがしてくれたお陰で出来た映画ですね。

(司会:高木)
皆さんそういう気持ちで、見るとまた違った見方が出来ますね。
では、そろそろ時間がなくなってきましたので・・・。

(篠原監督)
そうですか・・・。皆さん、今日は本当にありがとうございました。

  

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●15:20〜  大林宣彦監督作「転校生 さよならあなた」上映終了後、ゲスト対談を行ないました。

ゲストご来場

大林宣彦さん(監督)

森田直幸さん(主演)

南 柱根さん(助監督・脚本家)

 

(写真左)司会:石田貞之(映画祭スタッフ)
ようこそ伊参スタジオ映画祭へおいでくださいました。寒くないですか?


大林宣彦 監督




森田直幸さん




南 柱根さん
ぽかぽかしてますよ、みなさんの熱気で。こんなあたたかいお気持ちで迎えてくださって。さっきから後ろでずっと観ていたんですが、上映状況がいいですね。スクリーンもとってもきれいに音も再現してくださっているし、何よりもみなさんの一生懸命映画を観てくださっている姿がとても嬉しい。みなさんが映画を愛してくださっていて、感動しております。ありがとうございます。 撮影当時は15歳でした。一日撮影の中で一美と一夫を演じ分けるために自分で研究もしました。でも気持ちを自分は女の子だと撮影を重ねる間に、自分の中で自然に女っぽい心が出てきたかなぁと思います。最後の男に戻るところは、男らしく、そして最後のせりふもすごく深い言葉なので、短い言葉でしたけど、せいいっぱい言ったつもりです。
5人の脚本家の1人として、そして助監督としてつかして頂きました。
全編にわたって傾いている撮り方なので、右傾き 左傾きと交互にするために記録をしなければならなかった。(秋〜冬の撮影だったので)日が短く、時間に追われての撮影でしたが、その分、力のある画がとれました。


  
25年前にふるさとの海で撮った映画を、今度は、山で撮りました。
ずっと海ばかり映してきたのですが、なぜだか60を過ぎてカメラが山を向き始めました私に、50年来私の映画をプロデュースしてくれている妻は言いました。
海というのは、みんなが同じ水平線に立っていてもそれぞれが勝手に自分の水平線のむこうを見ている。
そうして文化を呼び、日本は経済大国になったけれど、どうも、心を失ってしまった。
山というのは、みんながばらばらに暮らしているようで同じひとつの山を見て手を合わせる。
ここに日本人が古来持っていた正しく生きるための約束があるんじゃないかと。
便利快適・物とお金…という中で心のさみしさを感じたとき、あなたはもういっぺん日本人としての自分を再生しようとしているのではないかと。
 

僕たちが作るのは、「花も実もある絵空事」。平和がいいなぁ平和を願ってるなぁと言っていると、
「嘘から出たまこと」と言って、まことに平和になるかもしれない。そういう願いや夢を描くのが映画の役割で。
それを70歳の私が残して、今の若者に伝えていくのが役割だと思っています。 
映画は映画だからこそ、平和を呼び起こす力があるかもしれない。僕たちは信じ皆さんがそう信じてくだされば。
今日は本当にありがとうございました。

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●記念写真撮影&サイン会


お客様と11月22日ご来場ゲストの皆さんの記念写真撮影後、サイン会を行ないました。
ゲストの皆さんは木札のウラにサインをしながら、お客様との交流を楽しまれていました。

  

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●18:00 1日目終了

外はもう真っ暗。校庭に、キャンドルが灯ります。寒い中ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。


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