S
p
e
c
i
a
l


第1回 伊参スタジオ映画祭 参加ゲストのみなさんからメッセージを頂ました。
※掲載は五十音順です。


 

 

小栗康平さん

「眠る男」監督


篠原哲雄さん

「月とキャベツ」監督


伊参スタジオについて


 月とキャベツの撮影は、ほんとに心地のいい刺激的なスタジオ

 合宿だった。

 1996年初夏に初めて訪れ、プロデューサーの松岡氏と美術の

 都築氏と群馬中を伊参をベースにロケハンして回り、夜はまだ

 見ぬ映画の中身についてずっと語り、やまざきくんとますみち

 ゃんに主役も決まり、再びメインスタッフで訪れまた語らい、

 そして9月に撮影が始まった。その間、我々は木造校舎に見守

 られながら同じ釜の飯を食って過ごし、毎晩明日の撮影のこと

 を考えながら酒を飲み、時には論争を交わし、歌を歌い、なん

 だか一丸となって、まだ観ぬ「月とキャベツ」に向っていたのだ。

 あの時は映画が観た人の記憶に残るようなものになるなんて思

 いもよらなかったし、ここでこんな風なものを書くようになるとは思

 いもよらなかった。それもこれも、すべて伊参に映画の神様が訪

 れ、ぼくらを応援してくれたからのように今となっては思えてなら

 ない。だから、今でもぼくは映画を撮り続けながら、ぼくにとって

 の映画のふるさとは伊参だということをほとんど無意識に想起し

 ている。

 そして再びまた伊参をベースに撮れる日が来ることを夢見ている。




松岡周作さん

「眠る男」製作主任
「月とキャベツ」ラインプロデューサー


 
 伊参に初めて訪れたのは、間もなく雪もちらついてこようかとい

 う1994年の11月でした。畳を運びベッドを運び食器やふとん

 を運び、なんとか人が暮らせるようにできたと思ったら、すぐに

 毎朝雪かきで始まる日々が訪れました。という訳で私の伊参

 の記憶のほとんどは肉体労働です。しかし、そんな中、移りゆ

 く季節をこれだけ肌に感じ、スタッフや地元の人達と(嫌がおう

 にも?)触れあっていく中で、映画作りの原点を再び私に思い

 出させてくれた場所にもなりました。

 「小さくても自分の映画をこの地で作りたい」そんな思いで「月

 とキャベツ」で再びこの地を訪れ、そして、この映画は人々の

 「思い」で作られ「思い」で生き続けられている映画になりまし

 た。伊参映画祭もまた人々の「思い」によって支えられている

 映画祭だと思います。

 形にならないものの強さを感じられた時、芸術や文化の至福の

 時だと感じずにいられません。今年も楽しもう、伊参映画祭!

 




Copyright (C) 2001-2002 伊参スタジオ映画祭


Information伊参スタジオ映画祭とは第1回第2回第3回第4回第5回第6回伊参スタジオ映画祭(2006)

中之条町ロケ地探訪掲示板シナリオ大賞過去のチラシSpecial★Staff roomLINKmailHOME