5月
昼間の“光っている”パパの姿、見せてあげたい
NTTにお世話になってから二ヶ月が経つ。それにしても皆さんバリバリ仕事をしている(当たり前のことではあるが……)。この素晴らしい姿って、お子様達の目に触れることはないのだろうなと思う。以前、1,2年生に生活科が入ってくる前、2年生の社会科で「働くおじさん達」の姿を勉強してきた。直接お父さんの姿ではなかったが、その陰にはお父さんの姿をダブらせていたのではないだろうかと考える。生活科では「自立」をメインテーマにしているので、スーパーで買い物をしても、バスや電車に乗っても、それはあくまでも、「自分で買える」「自分で乗れる」であって、「スーパーで働く人の工夫や苦労」「運転手さんの大変さ」はサブでついてくるものでしかない。つまり、そこに、お父さん、お母さんの姿を映し出すことはなくなってしまっているのではないだろうか。
社会では犯罪の若年化が問題とされているが、もしかしたらそんな親の威厳の衰退もその原因のひとつになっているのではないだろうかと考えてしまう。生活科ではあくまでも「自立」をテーマにしているが、それに付随させて、もう少しこの、会社でバリバリに仕事をし、かつ、楽しんでいる姿を子ども達に伝えていっても良いのではないかと思う。
研修による社員のスキルアップ
・社内のWeb研修サイトにアクセスし研修を始めた。社内Webなのでいつでもどこでも、時間が空いたときに、そのサイトを開いてみていけば良いのである。音声と絵によって、細かく解説し、所々で練習問題を解きながら進んでいく。ものすごい数の研修項目だ。商品知識から始まって、販売手法、技術知識、英会話まで、ありとあらゆる内容の研修が用意されている。これだけのものを研修していけば、あれだけの知識が身についてくるのは当然だろうと思う。
学校での研修もこのようなかたちでの研修(Web上で細かな解説をしてもらいながら進んでいくような)が出来ないものであろうか。
・伊勢崎の研修所にて衛星授業なるものも受けさせて頂いた。東京にて講師が講義をし、それを各支店の研修所にて授業を受けるものだ。画期的な研修方法と共に、そのびっしり詰まった内容にびっくりした。群馬県の受講者は9名。若い方ばかりかと思っていたが、そうでもない。これを勉強しなければ商品の売り込みできないということがあるからなのかもしれないが、本当に頭の下がることだ。今まで、教員としてのんびり暮らしていた自分を反省してしまう。
新しいシステムの紹介
e−Japan推進にあたり、電子投票をする動きができてきた。NTTもその電子投票を開発し、自治体に売り出そうとしている。まずは、関係社員への周知を図るために、電子投票の説明会が持たれた。
合計4回の説明会が持たれたが、自分でもその中の1回の説明を任された。「人前で話をするのは慣れているでしょう」とは言われたが、相手はおとな。しかも自分以上に知識を持っている方々ばかり……。さすがに緊張してしまった。説明終了後に質問を受けたが、もちろん自分に答えられるような内容ではなかった。担当の方がその質問には対応していただいたが、「あれ?こんな事まで調べておいたのか」と見事なほどにしっかりとした知識のもとに答えを出していた。分からなかったいくつかの項目については「後で調べておきます」と答え、会社に帰ったら早速調査していた。
この後、いよいよ様々な自治体に売り込みに行くのだろうが、多分、もっともっと色々な質問が出てくるのであろう。それら全てに答えを出し、安心させていかなければ、使う側としては“発注”には至らないのだろうな。
※e−Japanとは??
日本をIT国家にしていこうとする小泉さんの施策だ。その中に「教育、学習の振興と人材の育成を図っていこう」という項目も盛り込まれている。しかし、正直なところ、この施策の詳しいところは全く意識していなかった。昨年度までにという期限つきで、各学校にあれだけのパソコンが整備され、各学校のHPを作るようにとされていた背景には、このe−Japanがあったのだろう。自分がどこまで理解していたか、恥ずかしいことである。
(もっともっと、子ども達にもITスキル、IT知識を身につけていかなければ…。) 詳細はこちらへ
たくさんのボランティア
NTTではたくさんのボランティアをしている。先日は、赤城村キャンプ場にて、森林整備を行った。200人近い人が参加していたかなあ。聞くところによると、他の県や他の営業所単位でも色々なボランティアをしているらしい。モンゴルに出向いて植林作業をするようなボランティアもあるという。(但し今年は、SARSの影響で中止になったようだ。)
また、シニアネット群馬というボランティア団体も設立した。お年寄の方々にもインターネットの楽しさを知っていただこうではないかという主旨だ。全ての日本人がパソコンを使えるようにとはいっても、どうしても後回しになってしまうのが、この“お年寄“なのではないだろうか。そのお年寄に対しての配慮、素晴らしいと思う。本当の意味での全ての国民がパソコンを使いこなせるようになる「IT国家」を目指ざそうとしているのだ。
夏のわくわくフェアスタート!!
まもなく6月。季節は夏。ここNTTでは夏のフェアが始まる。5月30日、NTTではこの夏のフェアのキックオフ(ある仕事のスタート、ある行事のスタート時にその意識向上を図るための開会式のようなもの??)が開催された。各担当部署から2〜3名参加し、総勢100名ぐらいが食堂に集まった。参加できない社員や、各営業所の方々へもテレビで中継され、一丸となって意識向上・決意表明がなされた。「他社に負けるな、シェアを確保しよう!!」という意気込みを感じた。とは言っても、その根底には(いえ、根底ではなく、中心かもしれない)常に「お客様の満足のために」という意識が流れている。不況化の現代、我々消費者は「他店よりも安く」という店に走りすぎているきらいがあるが、“より良いもの”を見極める眼を磨いていくことが必要だなあ。