歴史散策九州 
2018年8月16日(木)〜8月20日(月)カウンター

今回の旅は九州。
レンタルキャンピングカーの良いところは
現地調達ができるということ。
つまり、
そこまで運転しないでいけるということなのです。
今回は飛行機で行きました。
久しぶりの飛行機に興奮気味!!
でも、ほとんど雲の上で
景色はあまり見ることができませんでした。

その分、機内放送で志の輔落語を楽しんでいました。
今回のキャンピングカーはこれ。
昨年、エアコンのありがたみがとてもよく分かったので、
エアコン付き。
しかも、発電機つきでどこでも電源確保!!
と思っていたのですが、
発電機を回すのは最低限にしてくれとのこと。
結局、電源の供給がある
施設を利用することとなりました。
といっても、ここのところの猛暑とは逆に
エアコンなしでも十分過ごせる涼しさ。
エアコンで寝ていたのは、一日目だけだったかも。
ちょうど長崎に行く道の途中にあったので、
時間つぶしのために計画した
吉野ヶ里遺跡。
こんな施設が再現されているだけの公園かも……
と思っていたのですが、
想像以上にすごいところでした。
広い公園をぐるっと一周。
かなりの時間を使ってしまいました。

でも、こんな古い時代に、
こんなにすごい集落があったとは……
やっぱりここは、
大ーーーーきな勢力が栄えたところなんですね。
一泊目の宿泊地。何もない海辺の町です。
しかし、そこに「花火大会」の看板。
よく見ると、今晩ではないですか。
海の近くまで行けばきっと見えると歩き出しました。
でも、花火大会のような盛り上がりはなく、
人が歩いているような様子もないのです。
本当か??
と疑いましたが、海の近くまでいったら、さすがに
たくさんの人が堤防のところに集まっていました。
今、まさに花火大会が始まろうとしているところでした。
3000発程度の規模なので、
短時間ではありましたが、
それでも、海の上の花火とは、
なんと素晴らしいものを見せていただきました。
二日目は長崎観光。
ここはもちろん原爆。
平和祈念公園や、爆心地、
資料館を見学しました。
やっぱり現地に来ないと、
この気持ちは味わえません。
広島も、長崎も……。


所々、道に爆竹のかすが遺っていました。
長崎の精霊流しの跡でしょうか
長崎のお盆をちょっとだけ覗くことができました。
長崎といえば出島。
ここは「島」といっても、
今は全くの陸の中と聞いていたので、
あまり期待はしていませんでした。
しかし、ここも、その歴史をしっかりと遺すために
「出島」を再現していました。
一つ一つの建物により、説明を読んでいると、
本当にすごい歴史を感じてしまいました。
ここでも、予定よりも
たくさんの時間を使ってしまいました。
大浦天主堂。
世界遺産に登録されてさらに
賑わいを増していたのではないでしょうか。
ここも、ただ教会を見るだけなのかなあと
思っていたのですが、
その歴史を読んでみると、
長崎に遺っていたキリシタンの歴史が、
理解できました。
と共に、やはり、各地に遺る、隠れキリシタンの
関連施設巡ってみたくなりました。
眼鏡橋。
色々な歴史的建造物が都会のビルの中に
そのものだけが遺されているということがよくある。
この眼鏡橋も然りかと
あまり期待はしていなかった。
でも、この眼鏡橋は、その周りのもの全て、
その当時のままということで、
風情ある、情緒ある姿を見ることができました。


長崎観光にあまりにも時間を費やしてしまい、
本日の宿泊施設まで行くのに
時間がかかってしまいました。
キャンプ場に着いたのが、夜の9時頃でした。
雲仙普賢岳。
目の前で火山が噴火し、
火砕流が流れ出し、
目の前で新しい山が盛り上がってきたのですね。
自然の力の大きさを感じてしまいました。

群馬県では200年前に噴火した山って
あるんだろうか。
熊本城。
地震によりたくさんの部分で倒壊していました。
そのために見学はできないかと思っていましたが、
至る所で、その現場を見ることができました。
まさに宙に浮いている状態。
再建されるまでにあと何年かかるんでしょう。

熊本の街の中は、もうすっかり
普通の生活をしているようでした。
でも、所々、ブルーシートを覆ってある家があったり、
仮設住宅があったりと、
まだまだ、普通の生活に
戻り切れていない方もたくさんいるんだなあと
感じました。
熊本、阿蘇山。
すごいです。
感動です。
草津白根に似ていますが、
ちょっと規模が半端ないです。

子どもの頃から、一度は来てみたいところでした。
来て良かったあ。
四日目は、長男の大会。
応援のために熊本の競技場へ。
猛暑の中の大会とあって、みんな大変そうでした。
長男は、自己ベストを出すことはできませんでした。
まだまだ、周りの環境に
動かされているという感じでした。

でも、よく頑張りましたよ。
部活で参加できなかった長女ですが、
大会が終わって、
たった一人で九州に向かって一人旅をしてきました。
ずー−−−−−−ーっと
心配だから、こわいからと一人旅を拒否していましたが、
何とかその気にさせ、朝一で家を出てきました。

その長女を迎えに熊本駅に行って来ました。
長女は、たった一泊だけで、
すぐに帰ることになりましたが、
ちょっと達成感に充ち満ちていました。