バブル崩壊後の不景気のさ中で、母校創立130周年記念事業を考えるのは辛いものでした。故女屋覚元前会長のもとで話し合われ、現中村宏会長に引き継がれた記念事業についての基本的方針は、
- 120周年の時のような規模の大きい事業は非現実的である。
- そのための募金は行わない。
- ソフト面で可能な母校の発展に資するような事業としたい。
というものでした。
平成17年に、創立130周年記念事業準備委員会が設置され、数回の検討を経て、原案がまとまり、平成18年11月11日の幹事会で、以下のように決定されました。
桑の弓基金の創設
母校在校生の学習・クラブ活動と同窓生の文化活動を支援するための「創立......周年記念基金」を、その趣旨を継承し、恒常的な基金とするために、「前橋高等学校同窓会桑の弓基金」と改称し、その継続・発展を図る。
経済的苦境にある生徒の就学支援に、従来の額に倍増する、月額2万円を給付する。部活動・同窓生の文化活動支援奨励は従来通りとする。
この事業を継続させるために、同窓生から従来に増した支援をお願いする。
「同窓会誌創立130周年記念特別号」(46・47号)の発刊
増頁で、内容を豊富にし、130周年記念に相応しいものとする。
母校図書館設備充実のための補助
書架及び図書館システムソフトを購入する。
記念式典関係費への補助
記念誌(「十年のあゆみ」)作製・講演会費等への補助
音楽会・シンポジウムの開催
音楽会: |
6月30日(土) 13:30〜 前橋市民文化会館大ホール。前高OB合唱団を中心に大男声合唱 |
シンポジウム: |
11月10日(土) 14:00〜 前橋総合福祉会館。「高校教育をめぐって」
パネリストはすべて同窓生 |
前橋高等学校同窓会創立130周年記念事業準備委員会
委員長 白石昭夫 |