今年はウォーミングアップ走行が無く、公式予選が7周だ。 いつもなら公式練習は周回数が少なかったのだが、今年は決勝と全く同じことが練習できるのだ。 公式練習 1周目ゼンガーにトラブル発生。スピードメーターが働かない。 大会1週間前にスピードメータが故障し、別のものに交換したのだが、動作チェックだけはしたものの、走行して確認をする時間が無かった。 実際に走るとメーターの値はメチャクチャだし、表示もバラつくので全くあてにならない。 幸い、いつも加速テストで練習しているので、加速のリズムを覚えていて、タコメータを見るより勘でやった方がいいくらいだが、 でもやっぱり速度表示が無いと実際のところがわからないし、いつエンジン始動したらいいのかもわからない。 勘で走って制限時間より4分も早くゴールしてしまった。 燃料計測にて ゼンガーのタンクを外してみたら、消費が少ない! こんなのウチのチームでは見たことないぞ! タンクを持って燃料計測テントにいったら、たまたま某有名チームの方が燃料計測に来ていたが、持っているタンクの燃料の 量がウチとあまり違わないではないか! やったぜ! まあ見た目なので正確じゃないが、近い記録ってことだね。 予選結果発表
翌朝旅館にて 明け方目が覚めたら雨の音が聞こえる。 しかもかなり激しいようだ。 ちぇっ また今年も雨かよ。 これじゃあ1000km/Lなんて無理だ。・・・ ガッカリ でもまてよ・・・去年は雨で順位がかなり上がったよな。 たぶん棄権するチームもあるから、完走できれば昨日の21位より上がるんじゃないか・・・・ それに、ゼンガーはエンジンルームが車輪と隔離してあるので、雨の飛沫がかかってエンジンが冷える事もないし、飛沫を キャブから吸い込んで不調になる事もない。 ゼンガーはコックピットの小さな窓を剥がしてしまえば視界も良くなるから、運転面でもアドバンテージがある。 上位で棄権するチームや途中リタイヤするチームがあって、完走できた上位チームの記録が下がれば・・・・・・ 入賞できるかも? 俄然ヤル気が出てきた。 出走準備 ツインリンクのピットエリアに来てみると、どこのチームも暖機やエンジン調整に余念が無い。 ウィンドースクリーンを切り抜いたりしてバッチリ対策もしているではないか。 そうか、 去年も雨だったからみんな覚悟ができてるのね。 ウチのチームもゼンガーの窓をはぎ取り、サーフライダーのも視界部分を切り抜いた。 決勝レース けっきょく降り止まず、雨の中をスタートした。 ゼンガーのスピードメーターは何も直さなかったので、相変わらず役に立っていないが、昨日よりはスケジュールのラップに 近づいており、極端なスピードの出し過ぎではない。 ところが6周目に無線で連絡が入った。 後輪のパンクでクルマを止めたそうである。 くそー ダメだった。 一方、春山くんのドライブするサーフライダーは順調に走ってゴールしたが、記録は514.713km/L 31位 雨の飛沫を喰らって記録を落としたのは、ウチのチームのクルマであった。 おしまい。 |