2006年参戦記


1日目 フリー走行・練習走行

今年はゼンガー1台のエントリーだから楽チンなのだ。
しかも、ウチの車両はトラックから降ろしたら、あとは暖機する程度で走らせられる。
他のチームの車両は、分解して運搬しているものも多く見かけるが、ウチは分解しないから持ち運びが簡単なのだ。
今回はインジェクションにしたからプラスアルファとして燃料ポンプのエア抜きのチェックをしなければならないが・・・

特に必要性を感じなかったので、参加が任意であるフリー走行はパス。
だから車検の後に慌てる事も無く、練習走行に向け、落ち着いて暖気する事にした。
「さすが、余裕のレース運び (^^)V 」
そして、練習走行では去年よりも記録が伸びているはずである。

ところが・・

練習走行で7周走りきってゴールインして、燃料の消費を見たら
「おや?・・燃料の減り具合が去年より多い気がする」
燃料計測でタンクを持って並んでいても、周囲にいる人たちが持っているタンクの方が燃料の残りが多いみたい。
結果は、

947.944Km/L 24位

ガーン
昨年よりかなり下がっている。

昨年燃料ポンプでトラブったので、今回もそれが影響しているのかと思い、エアーが入っていないかチェックしてみたら
「あら、吐出が弱い。」
ポンプを傾けたり、逆さにしたりしてエアーを抜こうとしたが、元のジャーっと流れるようにならない。
予備のポンプに交換してとりあえず直したが心配である。



2日目 決勝

夜、寝ながら考えた結論として、チェックバルブを外す事にした。
このチェックバルブは、ポンプを回したり停止したりするときに、タンクの液面が上昇するのを防ぐためである。
これが無いと、ポンプを止めたときにタンクの液面が上がってしまい、燃料微調整をするときに怪しい感じになってしまうので、 一端下がった液面が、再び上がらないようにするために、燃料の逆流防止をしているのだ。
でも、チェックバルブがあるとエアー抜きがしにくいので、テストの時は使わず、1週間前に付けたばかり。
これがあると、エアーが溜まり、エアーがポンプに入ると吐出が弱くなって、調子が狂う原因になると考えたのだ。


急いでチェックバルブを外し、エアー抜きを行なった。
やっぱチェックバルブが無い方がエアー抜きしやすい。
この方が吐出も安定するし、十分にエアー抜きをすれば、ポンプを止めた時の液面上昇も殆ど気にならない。
レースでは、ポンプを止めているときに燃料微調整を行ない、ポンプを止めているときにタンクを外せば、特に不当な利益を得る わけではないから、これでいいはず。
チェックバルブの下側にエアーがあるのか無いのか不明な状態よりは、この方がフェアである。


これでOKという事で暖機をしていたら、なんと今度はエンジンの吹け上がりが悪い。
全然回転が上がらず、こんな状態では走れそうにない。
ダメかと思ったら、噴射タイミングを拾っているセンサーにスリットカムが接触してセンサーが削れているのを発見。
スリットカムの位置を修正して、センサーを予備のものに交換。
無事に直った。


エンジンを暖機し、冷やさないよう注意しながら出走直前の燃料微調整のところまでやってきた。
液面が微妙に上昇するのを指摘されないかと心配しつつ、エンジンを掛けようとしたらスターターが回らない。
さっきまで問題なく回っていたのに。
ダメかと思ったら、なんとなく直った。 接触不良か・・
液面上昇については全く指摘されず、無事スタートラインに付いたが、スターターの接触不良は心配である。
スタートのフラッグが振られても発進できなかったらどうしよう・・・とドキドキしたが、スタートは大丈夫だった。

いつスターターが接触不良になるかと、心配しながらのレースであったが、とりあえず無事に走りきってゴール。

結果
1035.210km/L 20位。

なんとか1000km/Lを超えることができた。
1000を超えるのと超えないのとでは気分的に大きく違います。
余裕のレース運びのつもりがトラブルの連続。
来年はキャブレター仕様にしようかな・・・
でも考えてみたら、インジェクション仕様で正式記録が出たのは今回が初めてでした。

決勝当日の午前中、トラブル対応の真っ最中に我々のピットを訪問してくれた方がいらしたが、余裕が無くて応対できませんでした。
誠に申し訳ありません。

とりあえず2006年のレースは終了。
めでたし、めでたし。




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