運ちゃんが違う道に行かないようチェックしつつ、何かのときのためにお金をあちこちに隠し、手ごろな武器はないかと探し始めた。手持ちのボロパソコンが盾にはなるが、剣がないなぁと半ばあきらめているとき、目的のホテルに到着した。280元なので、300元おばちゃんに渡し、会計をしてもらっていたら、運ちゃんはおつりが50元しかないので、30元くれれば、50元のおつりを渡しますとのことで、おばちゃんは50元受け取りました。後にこの50元、偽札ということがわかり、運ちゃん330元のもうけです。暗いタクシーの中では識別不可能で今後の良い教訓になりました。中国は物価のわりにタクシー代金は高いです。白タクにしても正規タクシーにしてもです。なんだかんだでようやくホテルに着き、チェックイン後ロビーの喫茶店で軽く食事をして、明日に備え就寝です。中国時間AM0:00でした。。。。。。おやすみなさい。

3.9月21日
 7時に目覚ましをセットしていたが、6時半に目が覚めてしまい、シャワーを浴び、メールをチェックし、朝食です。今回の仕事先の社長さんも一緒に来て、おばちゃんと3人でバイキング朝食です。この社長さんとおばちゃん、なんでも40年の付き合いだそうで、気心知れた仲だそうです。(だから、今回通訳をお願いしたのですが)台湾人は台湾人同士で会話をする際、台湾語で話をするので、まったく会話が理解できない。彼らは中国語(北京語)と台湾語を自在に操る兵です。ちなみに台湾語は中国大陸潮州地方の言葉で、簡単にいうと中国語の潮州なまりになる。しかし、同じ中国語とは思えないほど違っていて、中国での言葉の多さに驚きます。日本人はその点言葉に弱く、ほとんどの人が日本語だけで外国語を流暢に話すのは極稀で、日本人が海外で仕事をする際のハンデとなっている。
 会社の人と昼食を共にし、仕事の内容は詳しく書けないので、順調に終了しましたとしておきましょう。仕事後、会社の車でホテルまで送ってもらい、おばちゃんはそのままその車でデパートまで買い物に行き、私は夕食のときおばちゃんに部屋のチャイムを鳴らしてくださいと伝え、部屋で一休み。部屋で休んでいると、ホテルのフロントの人が来て、1泊分しかデポジット(保証金)をもらってないので今日の分のデポジットが必要ですと言われ、それを支払いまた一休み。
NHKの衛星放送を見ていて、おばちゃんが来たのは8時過ぎでした。2人だけですので、簡単に点心を注文し、「おつかれー」とビールで乾杯します。おばちゃんは明日隣町の知り合いのところに行き、私は香港に出るので最後の晩餐となりました。部屋に戻ってバンコクでY様に会うのは1週間後かと思い、アポイントをとっておいたほうがいいかなと思い、部屋からY様にTELします。前回、タイ語で話したら沈黙されてしまったので、流暢な日本語で話すことにしました。