5.9月23日
 朝6時半起床。外を見てみると曇ってはいるが、雨風はなさそうです。大丈夫だなと出発の支度をします。チェックアウトをし、歩くのが面倒なので通りかかったタクシーを拾いKCRの旺角駅まで、旺角駅から沙田駅まで行きいつものA41番バスにて空港まで行きます。中国東方航空のカウンターにてチェックイン、イミグレーションも空いていてスムースに出国です。空港内の軽食屋でお粥を食べ、搭乗口に向かいます。搭乗口で待っていたらゲート変更の案内。また、移動し、変更後のゲートに行きます。ゲート口で待っている間何気なくチケットの案内を見ていたら、リコンファームをしてくださいと書いてあった。H.I.S.にTELし、中国東方航空の温州事務所の電話番号を聞き、到着後リコンファームしよう。するとまもなく名物中国人団体旅行客の登場です。またまたやな予感がします。しかし、機内は空いていて思ったほどの問題はありませんでした。今日の目的地は浙江省温州楽清という場所に行きます。日本でも有名な温州みかんの地です。しかし、この温州みかんはからくりがありまして、温州の近くに台州黄岩という土地がありまして、ここが本当のみかんの産地です。この近辺は柑橘系の果物を栽培していてドッヂボールほどの大きさのグレープフルーツなどがあったりします。温州みかんと名前がつけられているのは黄岩で栽培されたみかんを輸出する際、温州港から出荷し、その際みかんに温州という名前がついていたので日本では温州みかんとなったそうです。
 MU5028便は香港から1時間40分で温州空港に到着です。入国審査後、税関検査を経て香港で預けた荷物を受け取り、空港ターミナルの外に出ます。するとこれも名物白タクの客引きがよってきて、払いのけながら国内線側のターミナルのほうへ行きます。バスの案内所で楽清行きのバスを聞いてみると、ここへは大型ではなくマイクロバスがあるが、時間はわからないとのこと。仕方ないので待っていたが、来る気配がないので、タクシーを拾い楽清に行くこととする。ここでは私しかいないので運ちゃんと料金交渉です。(ちなみに大型バスは中国語で大巴(ダーバ)、マイクロバスが小巴(シャオバ)と言います。)
私「楽清まで行ける?」
運ちゃん「楽清?いいよ。」
私「いくら?」
運ちゃん「220」
私「220?高いなぁ」
運ちゃん「高速費用か有るから」
私「OK。じゃぁ、それでいいよ」
一昨日の件があり、あまり無理に値段を下げさすのはやめとこ。確かに距離も60Kmくらいあるし、高速も80元かかるから妥当なところかと思い、タクシーに乗り込む。ここへは1年半ぶりに来ましたが、道も覚えていて、運ちゃんが違う道に行こうものならチェックできる。約40分でようやく到着です。