1.フレーム等の”もらい錆”について
 海岸でのフライトをされる場合、”もらい錆”の現象が現れることがあります。
 これは海砂中の砂鉄が塩分と共にフレームに付着し、その砂鉄が酸化→錆発生し、その錆がフレームに拡がるものです。
 その防止策として、
@フライト後は水をよく絞った雑巾等で拭く。
Aドライシリコンスプレーを布に吹き付けフレーム等を拭き、保護膜をつくる。
 これでかなり防止できます。
また、ステンレススチールは「錆びない鉄」ではなく、正確には「錆びにくい鉄」であることも理解しておいてください。
なお、接点部分(スイッチ類やモーターなど)にはシリコンスプレーは使用禁止です。

2.オイル等のにじみについて
高圧縮空冷2サイクルエンジンにおいて、オイル等のにじみは正常の範囲であります。また、チャンバー及びサイレンサーの接合部は極わずか可動するようになっております。(ボルトナットの緩みは別。)依ってオイルカーボンが噴き出すときはウエス等でその都度拭き取ってください。

3.プロペラ等の排気ガス汚れについて
 排気ガス中には2サイクルオイルが含まれており、多少オイル・カーボンが付着するのは正常であります。むしろ全く付着しないほうが危険です。(焼付の可能性があります。)
もし、どうしても気になる方はドライシリコンスプレーを布に吹き付け、プロペラ表面を拭いてください。付着をかなり防止できます。