小串カタクリの里

「小串カタクリの里」は、国道254号線の道沿いにあるカタクリの群生地です。広さは、2.6haほど広がります。1997（平成9）年度から地元のみなさんの協力により整備が始まり、散策路や案内板が整備されました。

カタクリは、ユリ科の多年草で、3月末から4月中旬に全国の落葉広葉樹林の冷涼な北斜面に咲きます。実生から開花するまで約10年もかかり、種子はアリが運ぶため、群落の広がる範囲が極めて狭く、町中に2.3ha広がるカタクリ群は貴重なものです。

早春を告げる可憐な5万本のカタクリをご覧下さい。

カタクリ

3月中旬～4月中旬

キツネノカミソリ

7月下旬～8月中旬　山一面がオレンジ色に染まります

毎年3月下旬のカタクリが開花する頃に、地元実行委員会主催により開催され、町内をはじめ、県内外から大勢の人が詰めかけてにぎわいをみせます。

地元農家によるシイタケ・ホウレン草・ネギなどの特産物の販売が行われるほか、小串婦人会の皆さんによる甘酒無料サービス・ガイドボランティアによる説明が行われ、訪れた人々に喜ばれています。