女性「ご予約されてました便のアップグレードをお取りすることができました」
私「ありがとうございます」
女性「明日の916便でよろしいですね?」
私「はい」
女性「今ならご希望のお席をお取りできますが」
私「真ん中のシートであればどこでも結構です」
女性「それでは10Dのお席を用意いたします」
私「はい、ありがとうございます」
女性「それでは、明日のご搭乗お待ちしております」
私「お手数をおかけしました」
さすが、ANA。プラチナ会員には優先的に座席を割り当てる。乗るほうとしても気分がいい。これだからANAは止められない。プラチナの上にダイヤモンドという地位があるのだが、年間100000ポイントはなかなか達成できない。今70000ポイントくらいですので、残り3ヶ月で30000ポイントは難しい。USAをしょっちゅう往復すれば可能だが、短距離路線が多いため毎年プラチナ止まり。さて、そろそろチェックアウトし、深セン空港に行くことにしよう。チェックアウトし、ロビーの喫茶店でコーヒーを1杯飲んで、ホテルのコンサージがタクシーを呼んで出発です。タクシーは普通の車ですが、ホテルが呼んだタクシーなので安心して乗っていました。しかし、空港到着と同時にトラブルが起こった。ターミナルBに着き運ちゃんに150元払って、トランクの荷物を取ったとき、交通警察?みたいな人が数人来た。どうやら本物の警察らしい。偽者であれば金を払えば見逃すと言ったりするが、この人たちは金を要求しなかった。
警察「今この車の運転手にいくら払った?」
私「150元」
警察「どこから来た?」
私「長安酒店」
私「私に何か問題が有るか?」
警察「いや、ない」
当然である。私はホテルが呼んだタクシーに乗ってここまで来たのである。確かに中国では未認可のタクシー業は違法だし、市を越えての営業も禁止されている。出発したのは東莞市で着いたのは深セン市なのでこのタクシーは違法ということになる。その辺を取り締まっていたのだろう。私がうそを答えても問題が有ると思い、質問にはすべて正直に答えている。パスポートの番号、電話番号、生年月日などを控え、調書を読むから確認してくれと言われ、「見ても聞いてもわからないよ」というと、とりあえず、文章を1行1行説明し始めた。内容はその場で見せられただけなので、すべてを網羅していないが下記の通りである。
「私は9月27日、東莞市長安酒店からタクシーに乗って深セン空港に来た。その際に運転手に150元をタクシー費用として支払った。タクシーはホテルが用意した車です。」
日付とサインをしてご協力ありがとうと言われ、開放された。刺激のない2日間であったが、最後に面白いことが起こった。まだ、夕方の便まで時間がある。空港内にSTAR BUCKS COFFEEがあったので、コーヒーを飲みながら時間をつぶす。