令和元年度、前中・前高同窓会総会が、7月13日に群馬ロイヤルホテルで開催されました。今年の幹事学年は、私共平成6年卒が努めさせて頂きました。当日は600人に近い同窓生が集まり、幹事学年も約80人が集結。年に一回の、男だけの集団の同窓会が、賑やかに終了いたしました。
今年は、同窓会の役員の皆様の中で、「総会のありかたを見直そう」という声が挙がり、いくつかの点で、変更になった点や、初めての試みなどもありました。その一つが、「ウエルカムコンサート」の開催です。懇親会の開会前に、現役の音楽部員と吹奏楽部員に登場していただき、ミニコンサートを開催いたしました。また、卒業60年の先輩方を招待する企画もスタートし、今年は初年度のため、卒業60年より上の学年の先輩をすべて招待とし、沢山の先輩方にご参加をいただきました。
今年の総会では、長年同窓会を率いてこられた曽我孝之会長が会長職を退かれ、新たに都丸正樹副会長が会長に就任されました。一生に一度の幹事学年が、その様な大きな節目の年となり、総会の司会を行うにあたり、私も大変緊張をいたしました。
恒例の講演会ですが、私共平成6年卒のヴァイオリニスト、寺田史人君に登場していただきました。寺田君は現在、セントラル愛知交響楽団のコンサートマスターを務めており、演奏活動や、音楽大学での後進の指導などにあたっております。演奏が主となると思いきや、楽器の歴史や構造、絃楽器の分類などのアカデミックなお話し、そして寺田君の高校を卒業してから今に至る経歴など、お話しの部分が多かったです。ですので、普段は聞けない、ヴァイオリン内部の部品のことなど、同じく楽器奏者の私にとって、とても興味深いお話しを聞くことができました。
懇親会会場である群馬ロイヤルホテル2階の「鳳凰の間」は、まさに立錐の余地もないほどの男達で満たされました。さらに、隣接する「まゆだま」や、2つの広間の間のホワイエにも同窓生が溢れました。そんな中、令和の元号を発表する菅官房長官にちなんだ、幹事学年の引継ぎ式が行われ、その後、私共の代の応援団のリードにより応援歌・凱旋歌・校歌が会場一同高らかに歌われました。校歌の時には、壇上に並んだ平成6年卒の同級生が肩を組みました。その時の会場の一体感は、忘れることのできない経験です。
本年の同窓会総会を開催するにあたり力になって下さった、大変多くの方に力に感謝を申し上げ、総会の報告とさせていただきます。 |