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平成16年度前橋中学・前橋高校同窓会に寄せて

昭和54年卒業代表幹事 阿部 和也


センバツの感動が26年ぶりに蘇った。

 前橋中学・前橋高校の本年度同窓会は7月10日、前橋市の群馬ロイヤルホテルで開かれ、全国から駆けつけたOB500人が旧交を深めた。

 懇親会会場は高校野球のビデオが流れた。今も昔も変わらない伝統のユニホームが躍動する。本年度の幹事学年である昭和54年卒業組が主力メンバーとして、球史に残る完全試合を達成した昭和53年春の選抜高校野球大会。対比叡山高校戦の熱戦の模様がスクリーンに映し出され、会場はアルプススタンドの興奮が再現された。

 中村宏同窓会会長、坂爪睦郎校長のあいさつに続いて、出席者最年長、昭和3年卒の田村朝之助先輩が元気いっぱいに発声して乾杯、祝宴となった。

 各地区の同窓会代表をはじめ、懐かしい顔ぶれから祝辞、近況報告が相次いだ。おもいおもいに青春時代を思い出していると、現役生でつくるアカペラグループ「益荒男」が飛び入りでライブを披露。澄んだ声で「凱旋歌」を熱唱し、先輩たちを喜ばせた。

 宴もたけなわ、甲子園は大詰めを迎え9回。「あと1人」のコールがかかり、ついにゲームセット。大記録達成の瞬間をあらためて見届け、「赤城おろしに送られて…」の校歌を大合唱した。

 壇上にはそろいの青のジャンパーを着た幹事学年の100人余りが集合。応援団OBの岩田徳之さんのリードで声高らかにエールを発した。

 幹事学年の小山田尚代表が先輩、後輩にお礼のあいさつを述べた後、来年度の幹事を務める昭和55年卒組が壇上に入れ替わった。完全試合の立役者、松本稔・現前橋高校教諭が現役当時そのままのしなやかなフォームで白球を投げ込み、幹事役伝達の儀式を無事終了。1年後の゙ゲーム゙再開を約束して、お開きとなった。

 懇親会に先立つ総会では、前会長で昨年8月に亡くなった女屋覚元氏の後任に中村宏氏を選出、新体制が正式に発足した。

  記念講演は幹事学年OBで、動物写真家として活躍する小原玲さんが講師を務めた。「前高から始まった写真家人生」と題して、高校の自由な雰囲気から自分で考えることの大切さを学んだと振り返り、「前高が自分をカメラマンに導いてくれた」と母校に感謝した。  

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