牧場の番犬 秋田犬
今日は。牧場の番犬「文四郎」です。
虎毛の秋田犬、今年で14歳になりました。
以前はお客様がいらして下さると遠吠えをして管理人に知らせてくれましたが、五感の衰えで それも出来なくなりました。
速く走ることも。
可愛いさは変わりませんが、だいぶ年を取りました。
秋田犬は一代一主。文四郎はまさにその通りの犬で主の私以外には懐きません。
こんなにかわいいのに、私以外の人が頭を撫ぜようとするとちょっと怒ります。
困った子です。
でも牧場の番犬としては一流です。
牛が逃げた時、仔牛が生まれた時、牛が病気で苦しんでいる時、初めての人が来た時も、文四郎が吠えるときは必ず何かある時です。
トラブルを私たちに知らせてくれます。無駄吠えは決して致しません。
以前柵が開いていて40頭の牛が脱走したことがありました。
玄関の戸を自分で開け(普段そんなことはしないのですが)飛び出していき、あっという間に一頭残らず舎内に追い込んでくれました。
名犬です。
この夏 無事に超えられるといいのですが。