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    管理表
    年間管理と病気・害虫・その他の対処

     1.柿英の年間管理
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
実生
・ ・ ・20日過ぎに種蒔
・ ・
・中旬には発芽
・粉末油粕
・粉末油粕
・粉末油粕
・粉末油粕 
・中旬から
育成鉢に植え替え

・育成鉢に植え替え ・10月〜11月に植え替えた物はフレーム又は家の中で管理
・消毒 ・昨年植え替えた物は固形油粕
・昨年の苗木を育成鉢に植え替え
(最適時期)
・消毒
・固形油粕 ・植え替え
禁止
  
・昨年の苗木を植え替え
・
固形油粕
・消毒
・昨年の苗木を植え替え
・固形油粕
・以降は親木同様管理 ・ → ・ → ・ →
・
昨年の苗木を育成鉢に植え替え
(最適時期)
・ → ・寒風を避けた日向で管理・10月に植え替えた物はフレーム又は家の中で管理
・ → ・ → ・中旬から屋外管理
・以降は親木同様管理
・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・寒風を避けた日向で管理
挿し木 ・ ・ ・ ・ ・20日以降に挿す ・下旬までに挿す ・半日陰にて管理 ・ → ・中旬から日向での管理に切り替え ・ → ・粉末油粕か水生肥料 ・寒風を避けた日向で管理
・ → 中旬より屋
外管理
・育成鉢に植え替え
(最適時期)
・植え替え
禁止
・育成鉢に植え替え
・
粉末油粕か水生肥料
・ → ・植え替え
禁止
・粉末油粕か水生肥料
・ → ・ → ・育成鉢に植え替え ・ →
・10月〜11月に植え替えた物はフレーム又は家の中で管理
・ → ・ → ・中旬から屋外管理
・以降は親木同様管理
・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・寒風を避けた日向で管理
取り木 ・ ・ ・ ・取り木を掛ける
・毎日朝晩潅水
・毎日朝晩潅水 ・ → ・ → ・ → ・毎日1回灌水 ・ →
・(発根があれば親木から切り離し植え替え可)
・ → ・フレーム又は家の中で管理
・ → ・ → ・中旬から屋外管理
・毎日灌水
・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・昨年の取り木を親木から切り放し、植え替える
(最適時期)
・寒風を避けた日向で管 ・10月〜11月に植え替えた物はフレーム又は家の中で管理
・ → ・ → ・中旬から屋外管理
・以降は親木同様管理
・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・寒風を避けた日向で管理
根伏せ
・ひこばえ
・ ・ ・中旬から
開始
・植え替え禁止の為
根が採取不可
・中旬まで ・半日陰にて管理 ・ →
・ → ・中旬まで半日陰にて管理 ・日向での管理に切り替え ・ → ・フレーム又は家の中で管理
・ → ・ → ・中旬から屋外管理
・育成鉢に植え替え
(最適時期)
・植え替え
禁止
・育成鉢に植え替え ・ → ・植え替え
禁止
・ → ・ → ・育成鉢に植え替え ・ → ・10月〜11月に植え替えた物はフレーム又は家の中で管理
・ → ・固形油粕 ・中旬から屋外管理
・以降は親木同様管理
・
消毒
・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・ → ・寒風を避けた日向で管理
親木 ・消毒 ・固形油粕 ・植え替え
(最適時期)

・
固形油粕
・消毒
・植え替え
禁

・固形油粕
・植え替え
・
固形油粕
・消毒
・植え替え・固形油粕
・消毒
・固形油粕
・消毒
・固形油粕
・消毒
・植え替え
・固形油粕
・消毒
・植え替え
・固形油粕
・中旬剪定
・植え替え
・剪定
・針金掛け
・針金掛け
・
寒風を避けた日向で管理

    2.病気・害虫・葉の勢いが悪い等の対処(メールで寄せられた皆様のご意見、ご質問を基に柿英流にまとめました)
 
    ・黒点病、黒班病
     対処:石灰硫黄合剤散布(病気になったら、被害の拡大を防ぐのみです。)
         (注意:病気になった葉は落葉時全部拾い集め処理し、翌年の感染を防止する。)

     予防:石灰硫黄合剤散布冬(2・3月の消毒)と梅雨前後特に重要 

    ・害虫(カイガラ虫、アブラ虫、ヘタ虫・カメムシ
      対処:石灰硫黄合剤散布・邪道ですがキンチョウル極所散布(鉢に造った蟻、アブラ虫・カメ虫)
     予防:石灰硫黄合剤の散布を頻繁に行う。
     注意:スミチオンは強い薬品です。私の場合、使う時季を間違えたのか、葉がやけて落てしまいました。(スミチオンの
         適用覧に柿が記載してあったので使用したのですが?。)
         普通の柿にはよいのかも? もし使うのならば、更に薄くして8月頃から使用してみてはどうでしょうか?
         後で雄木を使いスミチオンに再チャレンジしようと思います。

    葉の勢いでその木の健康状態をチェックし対処しましょう。
    ・葉の色が濃く、表面に艶がありすぎる
     対処:肥料を取り除く(肥料が多すぎたと思える。)
    ・葉の色が黄色くなってきた
     対処:肥料を取り除き、木灰の上水をつくりそれを数日潅水し様子をみる。多少の落葉はありますが、葉の色は回復します。
         もし、実が生っていたら半分くらい取り除いて根の負担を軽くすることを勧めます。(肥料やけし、根が傷んでいます。)
    ・葉の色が薄く、軟らかい
     対処:肥料を少し増やす(肥料不足だと思える)
    ・水をやっても直ぐ葉がしおれてしまう
     対処:植え替え(土が固まり根が呼吸できず、根腐れ状態が考えられる。)
        :潅水時間をかえるか、日陰に置く(夏場の日中潅水は葉がやける。)
     注意:肥料の油粕は固形にしましょう、粉末の油粕は根元で固まり土が目詰りするため、根が窒息してしまいます。
    ・実が生らない原因と対処
    1.普通の柿と同様、年切り(大豊作だった翌年は極端に実を付けない)する。年キリが激しい種類もあります。
      対策:普通に肥料を施し管理を行い、木の体力をつけ来年以降に期待する。
      予防:実が多く付いた年は速めに実を採る。または半分以下にしてやる。
    2.植え替え時に根をつめ過ぎると翌年花が咲かない。
      対策:普通に肥料を施し、根が増え木に体力をつける。実を生らすには根の勢いが必要です。1・2年は我慢です。
    3.何年も植え替えしてないと土が目詰を起こし水はけが悪くなり、根腐れをおこしす。 (粉末の油粕等の肥料は、土が目詰りす
      るので注意。)
      対策:植え替えは3年毎くらいで、土作りは常に水はけの良い配合とする。
    4.水やりを怠り、木が瀕死の状態になることで一部の根が乾き根の先端が枯れてしまい、生きている根が少なくなる。
      対策:特に6〜9月ころまでの天気の良い日は朝、夕に灌水する。又、冬場の水やりは忘れ易いので注意。
    5.肥料不足により木の体力が無くなる。
      対策:年間管理表を参考に肥料を施す。逆に肥料の施し過ぎは、根が肥料やけを起こし実や葉がおちるので要注意。
    6.年間日照時間が少ない年の翌年には花芽が付きずらくなります。木の種類に  よっては大きく差が有ります。
      対策:ほぼ一日(6時間以上)中、日があたる場所で風通しの良い場所に鉢を移動。
    7.盆栽の樹形作りで無理に幹を曲げ針金をかけて幹の表面に細かいヒビが無数に入り、木の勢いが衰えその先の枝には花芽
      が付かない。
      対策:ヒビが入ったらその部分を水で濡らし、直ちに元の樹形にもどしテーピングを施し、乾きから保護する。