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・挿し木 ■挿し木の目的は気にいった親木とまったっく同じ種類の苗木を作りたい場合に 行います。挿し木の場合、柿英の経験では前の年に伸びた枝を挿すほうがよく 発根するようです。 作業時期とすれば、一般の挿し木同様梅雨時期が最適です。 1.挿し木による苗木作り 1.挿し木の準備 @.挿し木はプランタや大きめの鉢を使うと管理し易い、よくハッポウスチロ ールの箱に挿し木を行う人がいますが、柿の根は元気がよいので2セ ンチ程の厚さの物は突き抜けてしまいます。後で植え替える際、ハッポ ウスチロールを細かく砕き根を傷めないように苗木を取り出すのは大変 な苦労をする事になります。 A.挿し木の床作りは、赤玉土だけでも良いが、柿英の場合は3割程度の桐 生砂を混入させています。 B.土の厚さは。10pくらいで、作業性を考え使用直前で一度水を含ませ て置く。 |
挿し穂 葉切り前 |
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斜めに両面カット(右) |
葉切り後 |
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2.挿し木作業 @.水から出した挿し穂に発根剤を付ける。 A.苗木床に割り箸のような棒で深さ3〜4pほどの穴を明け、挿し穂を挿し てから土を寄せ挿し穂の回りを軽く押さえる。 |
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切り口を水に浸けた後 発根剤塗布(右) |
苗床に穴をあける |
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3.挿し木の管理 @.たっぷり灌水後半日陰にて管理する。 A.老鴉柿には、発根が容易の物と難しい種類の物があります。 発根が容易な種類→10月〜11月位までに育成鉢に植え替え可能。この時期に 植え替えた苗木は来春(3月中旬)までは、ハウスか家の中で管理してください。 B.発根が難しい種類→翌年(3月か10月)迄待ってから育成鉢に植え替える。 * @A何れにしても挿した翌年の10月に育成鉢に植え替える方が根も増え確実に育 ちます。 *その他、消毒(石灰硫黄合剤100倍に希釈)や肥料(油粕)等の管理は年間管理表 を参照ください。 *2年目からは親木と同様の管理になります。 |
穴に挿し穂を挿入 |
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しっかり土をおさえる |
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